IFSとブルース・モーエン・メソッドの類似性①

前の記事で、IFSの講座に出ていることを書いています。

心理学の手法、IFS(内的家族システム)を学んでいる

まだ、初級講座の初めの方なのですが、IFSの考え方でスピリチュアルと通じる部分があったり
更には、プロテクターとの対話で、ブルース・モーエン・メソッドの概念と非常に近いものがあったので驚いたのです

言葉の説明から入りたいと思うのですが

心は複数のパーツから成り立っており、その根底にはその人の核となる「真の自己=セルフ」があると考えています。

というのがIFSの基本的な考え方なのですが

セルフは私たちが誰であるかという意識の根底にあるもの。
誰もが生まれながらにして持っている自己のいのちの先導者としての資質。
私たちがセルフを認識し、それと共に存在しているとき、そこには、落ち着き、好奇心、つながり、信頼、創造性、勇気、そして明晰さの質があります。

セルフという、すべての人の中にある、パーツとは異なるマインドフルな視点を持った意識が、癒しのリソースとなる

セルフというのをとらえてゆくときに、真の自己というのは、仏教的な感じだと真我とも取れますし
スピリチュアルでよく言われるハイヤーセルフととってもいいのかもしれません

落ち着き、好奇心、つながり、信頼、創造性、勇気、そして明晰さの質のある存在、確かにハイヤーセルフととらえてよいと思いますし
私たちがハイヤーセルフの意識に近づいて、生きること、考え、行動することは、より統合された自己を生きているといえるのですから、スピリチュアルの考え方と違いはないように思えます。

人の心は、多数の副人格(サブパーソナリティー、パーツ)の集合体である
一般的には、病的と捉えられる心理的な状態も、パーツのアクティビティと考え、病理的な捉え方をしない
パーツはまるで家族のように、互いに相互作用するシステムを形成している

ここからはブルース・モーエン・メソッド的な考え方での話になってゆきますが。

ブルース・モーエン・メソッドのレベル3で学ぶことの中に、自己の側面というのがあります。

私たちには、多くの側面があって、それらの側面が私たちを構成しているというような考え方です。
その側面は、今の人生の中で何かの状況に合わせて作られているかもしれませんし、過去生由来かもしれません。

わかりやすい例を挙げるとするならば、

  • 職場で部下の前で見せている上司の顔の自分
  • 子供時代、幼馴染と一緒に遊んでいる自分

のような自分自身の一つの顔も側面ですし

  • 男は強くなくてはいけない、泣いてはいけないと思っている自分
  • 高所恐怖症で高いところに登ると足が震えてしまう自分
  • お掃除をするつもりで片付け始めたのに、漫画を見つけて最後まで読んでしまう。何かを初めても集中できなくて、最後まで終えることのできない自分

のような自分も側面といえます。

これ。

IFSのパーツそのもの、なのではないかと思うのです。

次の記事に続きます

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