本当の豊かさ

本当の豊かさとは、なんなのか、というのを思うのです。

ゴージャスな旅行をする
レストランで贅沢なものを食べる
高級車に乗る
おしゃれでモードな服を着る

そうしたものが豊かさだと思ってはいないでしょうか?

でも、それらすべてが、消費社会で植え付けられた価値観であって
そこにフォーカスする限り、本質からは離れて行く気がするのです

私にとっての豊かさは
一般で評価されたり、認められる価値ではなく

自分が心地よいとか
楽しいとか
美しいと感じるものを自分にどれだけ経験させられるか

であって

自分の内面の豊かさに繋がるもの
そして、自分と外とのハーモニーにあるのです

だから、一人でも豊かでいられるし
一人で何かを見つめて、そこから生まれる知恵や満足感も大事だったりするのです

外にはそれはないし
誰かに教えてもらうものでもないのです

自分で見つけてゆくものかもしれない

人っていうのは本当は、孤独なものであって
その孤独を越えたところに豊かさがあるような気がするのです

物質的な豊かさは、あれば嬉しいけれど
自分の軸から離れなければ、自然に生まれるものとも思うし

私の一生で必要な物質的な豊かさなんて
今あるもので幸せだと感じられないならば
永遠に、飢餓状態を感じる餓鬼状態でしかないと思うのです

それは豊かさではなく
心が貧しいというのではないでしょうか

心が貧しい限り、たとえ物質的な豊かさを手に入れても
真に豊かにはなれずに、ずっと幻の豊かさを求め続けてしまう

そして、誰かとの比較で
自分にないものばかりが眼について
他人の持つものがほしくなる

本当のところ
豊かさを得て何をするのか?

豊かさも道具であって
目的や、目標ではないようにも思うのです

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