容体が急変して駆けつけるものの…:2020年8月24日

2021年のグリーフケア・アドバイザー1級取得にあたり、私自身が2020年8月末に母の突然の死を経験し、そのグリーフを抱えたままであったということがありました。
2020年7月8日朝、ゴミ出しで外に出て、転倒し、頭蓋骨骨折とくも膜下出血で緊急搬送され、1か月半の闘病生活ののち、享年87歳で亡くなりました。
Covidー19下。
その記録と私自身の心の動き、私の周りで起こっていたことなどを記録しています
(アメブロにリアルタイムで公開した日記を修正、内容に手を加えたうえで投稿しています)

2020年8月24日容体が急変、駆け付けるものの…

その日も普通に過ごしていて

子供を学校に送り出し
不登校であった娘も、その日は適応指導教室に出席をしていました

ところが、昼前に母の容体が変わったと連絡があり
急ぎ、学校に連絡をして子供を迎えに行き
数日分の着替えなどをバックに投げ込み
(しかしあまりにも慌てていたので、私は自分の荷物の入ったバックを、自宅玄関に置き忘れていました。
そのため、後から夫に宅急便で送ってもらうことに…)

緊急時ですので、不仲になっていた姉を仕事場の近くで拾い
昼過ぎに、私の車で千葉から山形に向けて出発をしました

道路はそれほど混んではいなかったのですが、500キロを超える距離です
途中で休憩を何度か入れながら急いだのですが

仙台を通過するあたりで、いよいよ母の容体も危ないという連絡が
そのあと少しして、心臓が止まってしまったという電話がありました

母の姉妹である叔母が、庄内空港に来るということで
空港で叔母を拾い、施設に向かい、到着したのは19時を過ぎたころでした

到着した時には、母はすでに冷たくなっていて
亡くなる時にそばにいることができなかった状態でした

もともとの糖尿病で状態がよくなかったのですが、その数値が悪くなった後に、コントロールができない状態にどんどんなってしまい、最終的に多臓器不全で亡くなった、という状態です。

人の体のはかなさ、繊細さを、その時のことを思い出すと感じますし

親の死に目に会えなかったこと

母の意識は死の直前にあったのかどうかはわからないのですが

実は言うと、入所してから、時々意識がある時があって
何かしら声をかけると反応をするとか
アイスクリームを少しだけ食べるかと聞くと、嚥下はできないけれど
口に含んで味わおうとするようなところが見えたとか
何か痛みを感じるような処置をしたりする場合に、介護士の方にかみついたりしたという話も聞いていました

完全に回復することは難しくても、もう一度、会って、会話をできるかもしれないとか
ほんの少しだけ、希望を持ってしまったところもあって

だからこそ、もしも意識があったのならば
たった一人、私達がいた場所から離れて
知らない場所で、見知らぬ人たちに囲まれ
その中で死んでゆくその気持ちを考えるならば

誰か自分の家族に看取られることなく旅立たなくてはいけなかった
さみしかっただろう
怖かっただろう
不安だっただろう

いろんな想いが浮かんできました
そして、その想いは今でもあります

 

そして、もう一つ不思議なこととして

山形に向かう高速道路上では、母の亡くなった時刻頃に、1128(ガイドナンバー)を何度も見かけました

11月28日は、私が若いころに自殺未遂をしたとき
意識の上では私は一度死んでいて、それがもう一度この世に生まれ変わった
その日であり、私には、死を超えた先の再生の意味があり

同時に、その日は、私が過去生で愛していた人と結婚をした結婚記念日で
その人は現在の私のガイドであり、ブルース・モーエン・メソッドでのヘルパーとしてしばしば私を導き助けてくれる人だったりします

他でもないこのガイドに、母が死ぬ時には、母の移行がスムーズであるように、私は依頼をしていました。

私にとっては非常に意味がある数字であり、ガイドがその存在を示す数字なのです

そして、同じナンバーを一日のほんの数時間の間に何度もみることなんて、そんなにはないと思うのですが
この時は一時間ほどの間に何度も目にしていたので

実はいうと、その時点では、母の心臓が止まってしまったという情報は入っていなかったのですが
私は、母が亡くなったのだ、というのを認識しましたし
同時に、私のガイドが、きちんと見守っているのだ、と、そういうメッセージを繰り返して送ってくれているのだ、と感じていました。

 

 

 

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