金継ぎで金を蒔いた器

自己効力感と自分が楽しいことを知ることとは

時々、QHHTのセッションで聞く話として

  • 自分が好きなこと、夢中になれることがよくわからない
  • 何をすれば楽しいのかよくわからない

というのがあります。

人生の中で、楽しめることがないということに関して、真剣に悩まれているからでてくる話なのですが
これと合わせて、スピリチュアルな界隈でよく聞く話としては
自分を愛する、どのような自分であっても価値があると認めるといった、自己肯定感を高めるという考え方があります。

しかしながら、簡単に自己愛を高めるとか、自己肯定感を高めるというのが難しいという話もよく聞くのです。

どうしたら、そうした問題を解決することができるのでしょうか?

一つの考え方として、自己効力感を高めることが、それらを解決する道なのではないかというものがあります。

自己肯定感というのを聞いたことがある人は多いと思いますが、自己効率感という言葉はまだまだあまり知られていないかもしれません。

自己肯定感は、自分は価値がある大切な存在と肯定し、ありのままの自分を受け入れて良しとすること。
自己効力感は自分自身への信頼感や有能感を持つことであり、自分の力でやり遂げられるはずという自分自身への可能性を信じる感覚のこと。
自己肯定感というのは、それまでの人生の中で培ってきた自分自身への評価を変えてゆくこととも繋がってくることであるので
一長一短で出来ないという人も多いのではないかと思うのです

でも、自己効率感の方は、自分が何かをやり遂げるという実績から生まれるものでもあるので、比較的簡単に手を付けることができると思うのです
その実績はそれほど大きな一歩である必要はないと思うのです

簡単に手を付けられて、成果を出すことができることからで大丈夫だし
その際に、誰かの手助けがあっても構わないのです

私は、最近は金継ぎを習っていたり、刺繍をしたりしていますし
料理が趣味であったり、パステル曼荼羅をやっていたり
イタリア語を学び、イタリア語でブルース・モーエン・メソッドのワークショップを開いたり、通訳やイタリア語でのガイドの仕事をしたりすることもあります
イタリア語も最初は、ABCから学び始めて、イタリア語学校で学び、一歩一歩身につけて、20年近くになりますが、ようやく現在にたどり着いた感じです。
初歩から、一歩一歩進んで、現在のレベルにたどり着いたことで、イタリア語の能力にある程度の自信を持てるに至ったわけです
最近だと、昨年から金継ぎをやっていますが、これも全くどうやるのか知らないところから始めて、職人さんから一歩一歩学んで、ようやく一つの器が完成しようとしています。
始まりは、割れてしまった器がもったいないのでなんとかならないかという実用的なところから来ています。
何かをはじめ、それを続け、成し遂げるということによって、完成させたという自己満足があったり、目に見える形で成果物があるという喜びもあるかもしれません。
それが誰かが関わることならば、喜ばれたり、評価されたりといった他人からのフィードバックがあったりもするわけです。
何かをすることの楽しさっていうのは、それを始めたとき、そして、それをやっているときにはあまり感じられなくて
それが終わったとき、出来上がったとき、成果物を手にしたときに得られることも多く
それによって、自己効力感が得られるのです
自分はやり遂げられた、それだけの能力、才能があったということを知る
それによって、自己効力感が生まれ、高まる
それは自分自身への信頼感にもつながります
そういう体験ができる行動が自分にとっての楽しさであったり
これができたから、次はもう少し難しいものに挑戦してみようというチャレンジと、それを達成する楽しみへとつながるのではないかと思うのです
それの連鎖が、自分というものの価値を自分で見出すことであったり
そういう自分を愛するようになることに繋がるのかな、と思うのです
そういうわけで、もしも、最初にあげたような悩みがあるとするならば
なにか自分ができそうなことで、少しでも気になるものがあれば、それをやって、何らかの形になるまでは続けてみるというのをおすすめします
好きになれるかなれないかは、やってみないとわからないし
やった結果、好きになるということもよくあるので。

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