葬儀当日:2020年8月27日

2021年のグリーフケア・アドバイザー1級取得にあたり、私自身が2020年8月末に母の突然の死を経験し、そのグリーフを抱えたままであったということがありました。
2020年7月8日朝、ゴミ出しで外に出て、転倒し、頭蓋骨骨折とくも膜下出血で緊急搬送され、1か月半の闘病生活ののち、享年87歳で亡くなりました。
Covidー19下。
その記録と私自身の心の動き、私の周りで起こっていたことなどを記録しています
(アメブロにリアルタイムで公開した日記を修正、内容に手を加えたうえで投稿しています)

2020年8月27日葬儀当日

いよいよこの日は、母の火葬の日。
午前中に葬儀場で簡単なお別れの会をしました。

葬儀の手配で飾るお花以外に、弔花を送ってくださる方もいらっしゃって
棺の中にお花を入れたり
私の子供(姉二人は独身なので、母から見て、血のつながった孫は二人だけなのです)が書いた手紙や
あの世に持ってゆくものとして、母に食べさせたいものの絵を描いて、それらを一緒に入れました

母の最期には間に合わなかったけれど
私も最期に母に伝えたかった言葉を手紙にして、棺の中に入れました

そのまま出棺し、斎場で荼毘に付しましたが

形のある人、眠っているみたいな母の体があるうちはなにか存在感があるのだけれど
火葬場で、炉の中に入れる、それは後戻りができない
魂の器を完全に消してしまう儀式のようなもので

気持ち的にはかなりこたえます。

棺の蓋を閉じて、それをこれから火をつける炉に入れる
それを見届けるのは
おそらく残されたものの勤めなのかもしれないけれど

この間まで生きて、話をし、触れ合うことのできたその人が
その人が生きていた体が永遠にこの世から無くなってしまう
それは苦しくてつらいことなのだけれど

何か非現実の出来事のような
あまりにもスムーズに進んでゆくそれが夢のような感じもして

多分、母が死んだということをまだ受け入れていなかったのだろうな
それをその瞬間は本当に起こっている出来事とは受け止めていなかったのではないか

そのことを、かなり後になってから自覚しました

焼き上がりというのかな
それが終わるまで、1時間半くらいは待つということで
待合室に案内され
そこは海に近い松林の中にある斎場だったのですが
全面がガラスの待合室の椅子に座って、待ちながら
携帯電話のSNSを開いてみたら

Facebookの投稿の一番最初に投稿に上がっていたものを見て唖然としたのでした。

少し前から、アメリカの会社で、ガラスや貴石にギリシャ・ローマ時代のモチーフを使ったアクセサリーを制作・販売している小さなジュエリーショップがあって、それをフォローしていました。

そして、そのショップが、その日に新しいデザインの新製品をアップしていたのですが
それが私のガイドがモチーフになったものでした。

それまで、ギリシャ・ローマ時代に使われていたような技術を使って品物を作っていて、アミュレット(お守り)とか、神様のレリーフ的な精巧なものに感心してフォローしていて
私のガイドは、古代ローマ時代の彫像があるという部分ではそこそこ有名な人ではあるのですが、それまで製品化はされておらず、あったらいいなぁとは思っていました

それが、そのタイミングでそこに新商品として紹介されているというのはあまりにもタイミングが良すぎるような…。

母の葬儀の火葬場での待ち時間に、私がうつうつとした気分で開いたFacebookに
自分が母の移行を手伝うように依頼したガイドの今まではなかった新しいアイテムがそのタイミングで一番上の投稿に上がってくるというのは
私にすると、ガイドメッセージであり
本当にそう言っているかはともかく(そういうことを本人にあまり確認しない)

「これをお守りにして、見守っているから」

というような意思表示にも思えて。
思わず買ってしまったのですが

そうこうしているうちに、時間が来て呼ばれたのですが

そのあとのお骨を拾うのは、生前の姿とはさらにかけ離れていて
なにかさらに非現実的な感じがして
不思議とあまり辛いとは感じなかったのです

ただ、哀しさとかつらさというのは、亡くなったあとの忙しさで十分に感じ切るわけではなく
そして、その場ではすぐに来るわけではなく
後からじわじわと来たり
何かの拍子に一気に堰を切ったように出てくるのだというのを後に知ることになりましたが…

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