グリーフケア・アドバイザー一級の修了書

グリーフケアアドバイザー1級になりました

今日、郵便ポストをあけてみたら、日本グリーフケア協会からの通知が届いていて…
中身はゴールデンウィーク中に受講したグリーフケア・アドバイザー講座1級の修了認定証でした。
先月、課題のレポートを書いて送付していて、そろそろ結果が出るころかな、とここ数日気になっていたところ。
無事にグリーフケア・アドバイザー1級の認定を頂きました。
良かった~。
資格認定のために課題として、山形孝夫さんの新聞記事を読んで、山形孝夫さんのグリーフに関するレポートを書いたのも勉強になりました。
山形孝夫さんは、8歳の時に妹さんを出産後、不眠症に悩んでいたお母さまが自死され、そのグリーフを封印して生きてきた。
でもお母さまの死が、山形さんにキリスト教や死に関係する研究へと導いた。
下に紹介している本は、その精神的な探求の遍歴と、エジプトの死者の国と呼ばれる砂漠でお母さまの声を聞いた、そのことからお母さまのグリーフと向き合うことになった、その過程をつづったエッセーだったのですが。

教養にあふれ、温かい視点、そして美しい言葉で語られているこのエッセーはグリーフをもって生きる人にぜひ読んでほしいと思う良書でした。
グリーフケア・アドバイザー1級の勉強をしていなければ、この本にも出会わなかったのではないかと思います。
現在、トレーナーですので、ブルース・モーエン・メソッドのワークショップを開いていますが
レベル1,2は亡くなった方とのコミュニケーションを学びます
今までワークショップを開催してきた中で、レベル1、2で、遺族の方
特に、大切な方を亡くして哀しみがとても深い方
事故や自死という予期しない突然の別れを経験して、グリーフの深い方も参加されることがありました
難しい状況にいらっしゃる方々にとっては
ちょっとした言葉がグサッと悲しい心にさらに突き刺さるような経験になるかもしれませんし
それとは反対に心に温かく響く言葉になるかもしれない
ほんの少しの違いで、参加される方にとっては天と地ほどの違いを生む
そんな風に感じていました
そして、どんな状態であろうとも受け入れられる場があるのだ
そういう風に思える場所をつくりたいと思ってきました
そして、私自身は、その方たちの哀しみ、苦しみを完全に理解することはできないだろうとは思いますが
それでも、そうした方たちの気持ちに寄り添えるように
少しでもサポートができるように
今まで、カウンセリングも学んできましたが
さらに悲嘆というものを専門的に深め
グリーフケアを学ぼうと考え
それがこの資格を取ろうとしたきっかけでした
今後も特級を取得することも視野に
グリーフケアを学んでゆくと思います
とりあえずは一段落。
特級も視野に今後もグリーフケアは学んで行くかと思いますが
それに向けて、実際のワークショップの場でも学んだことを生かしながら
より良いワークショップを目指して行きます

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