今週、子供の高校の入学式がありました。
中学から不登校になり、中学3年生の時には、登校することがほとんどできず。
それでも、高校進学の希望があったので、夏休み前くらいから二人で高校説明会、見学会などを何校か回っていました。
その中で、自分なりに考えて、自分で学校を決めて
面接と作文の入試ではあったけれど、中学の先生にも手伝ってもらって準備をして
無事に合格して、入学を決めた流れがありました
その過程で、中学の間に自信を喪失したり
人の眼がすごく気になるようになってしまったりしていたのだけれど
少しだけ、自分に信頼感を持つ、自信を持つことができるようになったのかもしれないし
入学式の時には不安と緊張を感じたようではあるけれど
同時に期待と希望があるのだろうなと
そんな面持ちでした
子供が選んだ学校は都内の不登校の生徒を積極的に受け入れている高校で
最初の一年は学校に復帰できるようになること、そして、中学の勉強の復習に力を入れる感じなのですが
自由な校風で、不登校経験者の似たような生徒が多いから、プレッシャーをあまり感じないのではないかなと思うのですが
鬱傾向があるので、最初に頑張りすぎて息切れしないように
様子を見ながら
行っても行かなくてもいいという余地を残しておかないといけないかなと思っていたり。
世間的には、きっと、学校に行けない、行かない、不登校の子供がいるというのは
問題なのだ、大変なのだという認識を持つ人もいるかもしれないし
学校に行けないのは何か良くない状態なのだというのを
本人や親が思ってしまうことで
自分で精神的に追い詰めてしまう部分はあるのかもしれないけれど
確かに多くの人が普通にできることができないというのは
本人のとってはしんどいことなんだろうけれど
決して本人だけの問題とも言い切れない
社会的な問題も本当は背景にあるのではないかと思っているし
結局は、味方になれる人は家族だけで
子供が健やかであること
安心して過ごせることができるならいいじゃないっていうのを思うのです
私もまったく悩まなかったわけではなくて
いろいろ悩んだ末にこういう考え方に落ち着いたのですけれどね…
そして、環境が変わることで
心機一転して
楽しく充実した学生生活を送ってくれたらうれしいなぁと、親心に思ったりもするのです
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